Rough Fighter
会話で軽く挨拶したりちょっと探りを入れたりすることを「会話のジャブ」などと言ったりします。
「今日はいい天気ですね。」(基本)
とか
「最近綺麗になったね。彼氏でもできた?」(おっちゃん)
とか
「髪切った?」(田茂さん)
とか。
当たっても痛くないパンチを繰り出します。
しかしお年寄りのジャブはこんな生ぬるいものではありませんでした。
こないだスタジオ前の神社でお祭があったのですがそのときに来ていたおばあちゃん達の会話。
バA 「あらーあんた久しぶりやな。元気しとった?」
バB 「ほんまや久しぶりやなー。あんたんとこの隣の井上さん。死んだん?」
・・・え?
バA 「なに言うとるの。生きとるがな。」
バB 「あーそう。見いひんから死んだんかと思った。」
そして普通の会話へ。
特に「冗談やがなガハハ」というのもなく。
ジャブというよりストレート・・・いやエルボーとかバックナックル?
我々の年代では考えられないパンチの交換に達観の境地を見ました。